会社人間だった人が、リタイアしたら、地域に溶け込むどころか、地域から浮き上がってしまい、あげく病気になってしまった。
楽しいはずのリタイア後がこれではやり切れません。
私がここで提案したいのは、ボランティアをやりながら、「後進の指導を行い少し働く」ということです。
そういう選択をするなら、年金を受給しながら、給与ももらえることになります。
その結果、潤いのある定年後の生活が実現することが可能になってくるはずです。
これは、私のライフワークのテーマでもある「クオリティ・オブ・ライフ」の実現ということでもあります。
60歳で定年になったら、さらに65歳まで給与は多少安くなっても、とにかく「少し働く」というライフスタイルをとることを勧めています。
その際、給与が安くなる分、その差額が雇用保険としてもらえる、高齢者雇用継続給付金というものがあるということをお知らせしています。